2014年8月25日月曜日

今日から通常授業時間

学校によってはまだ夏休みですが、今日から通常授業時間にもどります。

・・・のはずが・・・来てますな、朝から。

2014年8月21日木曜日

料理は一番身近な化学変化!頭が良くなる(?)料理教室

今回作ったのは
「停電になったらごはんが炊けない?
フライパンとカセットコンロで炊き込みご飯を作ろう。」
「DHAたっぷり! 頭がよくなる(?)餃子」
の二種類。

「炊き込みご飯」は防災の日が近いこともあり、電気が復旧しなくても温かいごはんをフライパンとカセットコンロで作るレシピ。



「餃子」はエゴマとイワシを具材に混ぜ込みました。
エゴマの主成分αリノレン酸は、食べたあとに体内でEPA、DHAに変化します。
イワシもEPA、DHAが豊富です。
DHAは脳や神経の発達、維持に欠かせない成分で、集中力、学習効果を高めると言われています。
そのエゴマとイワシを使った餃子を、魚嫌いのお子様でも美味しく食べられるレシピを考案しました。

まずは
「手洗いは30秒以上!
手を水で濡らしただけでは、かえって菌が繁殖しやすくなってしまう!
30秒間、流水でしっかり汚れや菌を流そう。」
から。

作るのは7人分、でもレシピではわざと2人分の材料を書いてきました。
さて、どうする?
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「2人分の材料を2で割って、その数字に7を掛ける。」
正解です。
分量が決まったら、調理開始。
作りながら

包丁はなぜ切れる?
右利きと左利きの包丁の違い
どうすればきれいに切れる?
DHAってなに?
単子葉類(長ねぎ)と双子葉類(エゴマ)の比較
エゴマの葉の表と裏では、香りが違うのはなぜ?
という、実に理科的な解説をしながら、調理を進めました。

いわしを三枚おろしにした時に、男子が
「キモ~イ」と言ったので
「誰かが自分のために、(自分が)嫌な仕事をしてくれているんだぞ」
と、道徳の時間もあり。

いわしの三枚おろし
 
餃子はこんな感じに包む
 
 
キュウリの飾り切りも作ったり

2014年8月11日月曜日

英語だけの英語模擬授業

授業中日本語は一切無し。英語だけで英語の授業」

というセミナーを、違う主催で2週続けて受けてきました。

会話はいいとして、文法はこれで大丈夫なのだろうか。

「前置詞は前に置くから前置詞」とひとこと説明すれば解かりやすいのに、
「preposition」を「前に置いといて」身振り手振りで説明する必用があるのだろうか。
試験問題も全て英文になるのだろうか。

と、疑問は数々出てきましたが、いい経験しました。

とにかく、どのセミナーに行っても「これから英語教育は内容が軽くなる」という話しは全くないわけで、やはり私達教える側の準備がとても必要だということを再認識しました。

また「英語だけの英語模擬授業」を体験してみて、やはり必要なのは国語と数学だと感じました。
母国語である日本語の文法をしっかり理解し、文字情報を頭の中で映像化する想像力を養い、規則性、法則性を数学で身に付けておく必要があると実感しました。

ところで。
年間授業時間数は今後どうなるのでしょうか。
部活やる時間、無くなるのでは???

どなたか「因幡の白兎」を知りませんか?

当塾のオリジナル教材「読書感想文の書き方講座」のテキストは、
当初「因幡の白兎を読んで、感想文を原稿用紙5枚書く」という内容でした。
誰でも知っている日本の神話、古事記に書かれている「因幡の白兎」。
物語を要約すると、だいたい500文字弱で納まります。
そのお話しで2000文字の感想文を書くテクニック。

「ええ~っ、そんなの無理!」
「誰でも知ってる話しじゃん。今さら何書くの?」

というリアクションを期待していました。
ところが、全く予想しなかったリアクションが返ってきました。

「いなばのしろうさぎ…?」

なんと全員がこの話しを知らない!

「缶詰め?」

それは「いなば食品でしょ。タイカレー美味しいよな…」って、その話しじゃないってば。
困ったな。
急遽、例題を「因幡の白兎」から「桃太郎」「浦島太郎」に変更しました。
この話しなら知ってるでしょ。

「知ってる」
「知ってま~す」
ほっ。
よかったよかった。

試しに書店に行ってみると、確かに絵本の殆どはディズニーなどの西欧の作品が殆どで、日本の神話に関する絵本は殆ど見かけないですね。
これもグローバル化の影響なのでしょうか。
いやぁでも。
自分の国のことをよく知ってこその「グローバル化」なのではないのでしょうか。

2014年8月8日金曜日

夏休み工作&理科実験

今年もやってます。
夏休み工作&理科実験。

昨年好評だったので、今年も小学生向けに電磁石をモーターに組み上げて、実験しながらリモコンロボットを作りました。



実験内容
1.方位磁石はなぜ必ず北を向くのか。
2.方位磁石に電磁石を近づけるとどうなるのか。
3.電磁石の中が空洞の場合と、鉄心を入れた場合の違い。
4.電池の極性。
5.電池が1つの場合と2つの場合の違い。
6.電池の直列、並列の違い。

「モーターがなぜ回転するのか」は、説明に少し時間がかかるので別の授業時間に行います。



夏休み後半は
「料理は化学だ。一番身近な化学変化」
と題して、「頭が良くなる料理教室」を企画しています。

震災の教訓を生かして、カセットコンロと保存食で美味しい炊き込みご飯を作ります。
炊飯器は使いません。

そしてもう一品が「頭が良くなる(と言われている)」料理を、小中学生でも作れるようアレンジしました。
美味しくできるかな?

2014年8月2日土曜日

教師サポートセミナー

神奈川県教育委員会後援、NPO法人「ピースコミュニケーション研究所」の教師サポートセミナーを受講してきました。
遠くは熊本から参加されている先生もいらして、実に有意義な内容でした。
当塾では今丁度夏休みの宿題で、読書感想文の書き方講座を行っているのですが、その講座に応用できるヒントをたくさん戴きました。

それと、これからの英語教育。
あらためて見るとすごいですね。
2013年に文部科学省が発表した新英語教育案。
中学卒業でTOEIC500点以上、高校卒業で900点以上のレベルが目標。
現在の統計では中学1年生の60%が「英語が苦手」と感じているそうですが、今の学校の教え方で新英語教育案が実行されたら、おそらく90%以上の生徒がつまずくのでは?
というか、学校の先生側が準備できないのではないでしょうか。
今日のセミナーを生かして、当塾ではもっと楽しく、わかりやすい授業を工夫しようと実感しました。