2013年10月24日木曜日

ヘクトパスカルって何?

台風が近づくと、気象情報で「中心気圧は980ヘクトパスカル…」

とアナウンサーの方が読みあげています。

ヘクトパスカルって何でしょう?

1992年までは「ミリバール」って言ってましたよね。

1992年12月1日から単位の呼び方が「ミリバール」から「ヘクトパスカル」に変わりました。

ヘクトパスカルの「パスカル」は圧力の単位です。

圧力の法則を考え出したフランスの科学者「ブレーズ・パスカル」の名前からとっています。

油圧ポンプに応用された、小さい力で大きなものを動かすあの原理を考えた人。



パスカルは1623年生まれ。

その頃日本は江戸時代。

1623年に徳川家光が征夷大将軍になり、1641年には鎖国を徹底しています。

日本がそういう時代に、パスカルはフランスでパスカルの原理を1653年に発見しています。

30歳の時ですね。

1気圧は約1013hpa。

10年に一度と言われた台風26号の中心気圧が955hpaなので、

1013hpaより気圧が約6.6%も低いことになります。

気圧が低いということは、その台風に向かってどんどん空気が吸い上げられていきます。

それに台風を移動させる風の力も加わって、強風になったり、

台風が移動することにより風向きが複雑に変わって行きます。

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