算数では「3-5」という計算は無かったのが、「3-5=-2」という「負の数の計算」を
4月に学びます。
「2+4=6」「(-3)+(-2)=-5」等の同じ符号同士の計算はすんなりできるのですが、異符号同士の計算でけっこうつまずいています。
(-3)-(+4)=-7
(-3)+(-4)=-7
(-3)-(-4)=1
(+3)+(-4)=-1
(+3)-(-4)=7
という基本の計算が、なかなか理解できません。
学校の教科書を見ると、「解説これだけ?」という内容。
たしかにこれだけで理解するのは難しいかも…。
異符号同士のたし算、ひき算のルール、少し考える角度を変えて考えると意外と単純です。
数学の教科書的に言うと
「異符号同士の和差算は、負の数と正の数同士の和差算」
ということになりますが、
それぞれの数字に付いている符号ではなく、
「計算記号とそのすぐ後ろの数字の符号」に注目します。
◇ 計算記号とそのすぐ後ろの数字の符号が同じなら、必ずプラス
◇ 計算記号とそのすぐ後ろの数字の符号が異なる符号なら、必ずマイナス
となります。
ルールはただこれだけです。
<例1>
(-3)-(+4)=
(-3)のマイナスはスタートポイントを決めるための符号なので、一度無視します。
重要なのは
(-3)-(+4)=
この赤いマイナスと、そのすぐ後ろのプラス。
マイナスとプラスなので必ずマイナスです。
数直線で-3からマイナス方向である左に4目盛移動→-7
<例2>
(-3)-(-4)=
の場合、この赤いマイナスと、その次のマイナスが同符号なのでプラスになります。
(-3)+4 と同じなので、-3から数直線でプラス方向である右に4目盛移動→+1
マイナスとマイナスの計算では、こんな覚え方もあります。
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