先日慈恵医科大付属病院の栄養課に、職場見学に行ってから、生徒が料理に興味を持ち始めた。
その生徒は今年の「理科の自由研究」のテーマに、「安い肉を柔らかくする実験」を選んだ。
その方法のひとつが、「肉をヨーグルトに漬ける」。
うん、いいところに気づいたね。
え?
家でやったけど、うまくいかなかった?
お買い得牛カルビをヨーグルトに漬けたけど、柔らかくならなかった。
味も何だか変になった?
肉が紫色になった??
・・・もしかしてそのヨーグルト、ブルーベリー?
ああ、やっぱり。プレーンヨーグルトにしないと。
漬けたのは5分かぁ。
最低30分は漬けないと、分解されないよ。
というわけで、塾で再実験。
ヨーグルト、プレーン買ってきたね。
肉・・・これしかなかったの?
そっか。
でもこの肉「カレー用」って書いてあるよね。
長時間煮込む用の、硬い肉なんだわ。
他になかったか。
まぁ、やってみよう。
なるべく肉質の近い部分を選んで、固まりになっている肉を開く。筋切りをして、包丁で軽くたたく。
あ、うちの塾は包丁もまな板もコンロもフライパンも常備してある。
ひとつはそれ以上手を加えない。
もうひとつは、プレーンヨーグルトに30分漬ける。
さて、焼いてみよう。
ヨーグルトが少し焦げたけど、大丈夫。
では試食。
味付けは、食べる直前に塩を少し付けるだけ。
何もしてない方の肉。
お祭りの屋台で売ってる肉の味がする?
ああ、いい表現だね。
ヨーグルトに漬けた方は・・・。
ほらっ、柔らかいでしょ。
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