2014年4月28日月曜日

中学1年の壁…数学

算数から数学になり、中学1年の最初に学ぶのが「正負の数」。

算数では「3-5」という計算は無かったのが、「3-5=-2」という「負の数の計算」を
4月に学びます。
「2+4=6」「(-3)+(-2)=-5」等の同じ符号同士の計算はすんなりできるのですが、異符号同士の計算でけっこうつまずいています。

(-3)-(+4)=-7

(-3)+(-4)=-7

(-3)-(-4)=1

(+3)+(-4)=-1

(+3)-(-4)=7

という基本の計算が、なかなか理解できません。

学校の教科書を見ると、「解説これだけ?」という内容。

たしかにこれだけで理解するのは難しいかも…。

異符号同士のたし算、ひき算のルール、少し考える角度を変えて考えると意外と単純です。

数学の教科書的に言うと

「異符号同士の和差算は、負の数と正の数同士の和差算」

ということになりますが、

それぞれの数字に付いている符号ではなく、

「計算記号とそのすぐ後ろの数字の符号」に注目します。


◇ 計算記号とそのすぐ後ろの数字の符号が同じなら、必ずプラス

◇ 計算記号とそのすぐ後ろの数字の符号が異なる符号なら、必ずマイナス

となります。

ルールはただこれだけです。

<例1>

(-3)-(+4)=

(-3)のマイナスはスタートポイントを決めるための符号なので、一度無視します。

重要なのは

(-3)4)=

この赤いマイナスと、そのすぐ後ろのプラス

マイナスとプラスなので必ずマイナスです。

数直線で-3からマイナス方向である左に4目盛移動→-7




<例2>

(-3)4)=

の場合、この赤いマイナスと、その次のマイナスが同符号なのでプラスになります。

(-3)+4 と同じなので、-3から数直線でプラス方向である右に4目盛移動→+1


マイナスとマイナスの計算では、こんな覚え方もあります。



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