3年目にして初めて「因幡の白兎」の話しを知っている小学生がいました!
いやぁ、うれしい。
そのまま「因幡の白兎」の説明無しで授業を続けられる。
「誰でも知っている話しで原稿用紙5枚書く」というのが、この講習のポイント。
ウサギの気持ち、ワニザメの気持ち、大国主命の立場になって、なぜそうしたのか?
を一緒に考える。
去年まではこの話しを誰も知らなくて、途中から浦島太郎や桃太郎の話しに変えました。
「日本の神話を今は学校で学ばないのか」と寂しい気持ちでしたが、今年は
「なぜウサギは渡りきる前にだましたことを言ったのだろう?」
「ワニザメはなぜウサギの皮だけ剥いで、命まで取らなかったのだろう?」
「ワニザメはウサギを食べないのか?」
などなど、一緒に考えることができました。
こういう時間をうちの塾では大切にしています。
講習のあとは、個々に読んだ本の内容の確認。
登場人物の相関図の書き出し。
そこから、感想文。
1人の小学生は「しっぽをなくしたイルカ」を読んできました。
塾に置いてある本。
登場人物の中の、誰の視点で書く?
普通なら主人公。
でもそれじゃぁつまらない。
誰でも書けそう。
おっ、その人選んだか。
その人の言動と自分の人生を重ねあわせて、自分の意見を書く。
そしてこれから自分はどう生きて行こうと思ったかを書く。
大切なのはゴール(結論)先にを決めておくこと。
そうすれば途中で多少話しがずれても必ず最後は筋が1本通ります。
これで今年の夏休みも宿題全部完了。
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