2015年6月16日火曜日

プロの演出

塾と教育社のセミナーに参加してきました。
12時~17時40分のセミナーの中で、特に心に残ったのは「マザーカレッジ」主宰の江藤真規先生の講義。
江藤先生は塾の講師でも経営者でもなく、「塾に子どもを通わせたことがある母親の立場」で講義をして戴けました。
これはとても参考になります。

そうか、世のお母さん方はそういうことを考えて、こんなことを学習塾に望んでいたのか。

江藤先生は普段から講義をされている方なので、とにかく話しの流れが明快でわかりやすい。
理路整然と講義が流れて行きます。
そして最後の「キメ」。

もう社会人になっているお子さんが通っていた塾の先生への御礼のメッセージが、BGMと一緒にスクリーンに流れる。

「あれから15年立ちましたが、今でも娘と先生のお話しをよくします。」

さすがプロの演出!
(結婚式のエンディングみたい?)
このひと言で会場にいた40代以上の塾長たちは全員江藤先生のファンになってしまったのでは?

2015年6月9日火曜日

公立展

先週土曜日、午前中の授業のあとに公立展に行ってきました。
一時入場制限をするなど、たくさんの人で賑わっていました。
どの高校のブースも活気があり、実際に先生や在校生の話しが聞けてとても参考になりました。
特に科学系の高校の先生のお話しには思わず聞き入ってしまいました。
 
中学3年の男子2人が、展示ブースで先生に
「今内申点が○○点なんですけど、合格圏内ですか?」
という質問をしていました。
その質問に対してその先生は
「今○○点ということが重要ではない。これからどこまで伸ばせるかが一番重要。
君も今のままじゃないし、まわりも伸びてくる。大切なのは今までじゃなくて、これからどうするか。」
「計画を立てる。そして実行する。どうすればもっと伸びるか自分で工夫して考える。科学はそれの繰り返しだ。それができないのなら、うちに来ても続かない。」
「この成績ならどこへいけるかではなく、自分がどこへ行きたいか。本当に行きたいのならそれに向かって頑張れるよね。」
 
いい話し聞けました。
「高校に入ったら、うちの生徒はこの先生から学んでほしい!」
と思いました。
 
 
 

自作PCまで実習でできるのか。うらやましい。

2015年5月28日木曜日

オームの法則の季節

今年もこの季節がきました。
デジタルネイテブである今の中学生にとって、オームの法則は超難解なようです。
そもそもアナログ電流電圧計は、今の現場では殆ど使われていないので、
「一番大きなレンジにしてから計る」なんで実際には必要ないし、
数値はデジタルで表示されるから
「500mlアンペアのレンジで2を指しているから・・・200mlアンペア」
とか、換算しないでいいんです。

とはいえ試験には出るし、単位変換の考え方は社会に出てからも非常に重要になってくる
ので、実際に回路をつなげてしっかり解説しています。

当塾では
「直列、並列、電流、電圧の組み合わせを一度に全部覚えようとせず、まずは『直列の電
流はどこを計っても同じ』を確実に覚える」
という覚え方を教えています。
一度全部覚えようとすると、殆どの生徒が混乱します。
あれ?
並列だから・・・電圧は・・・
あれれ?
みたいに。

そこで、
「ひとつを確実に覚える」
  ↓
「条件が変ると結果も変わる(反対になる)」
と、説明しています。
この覚え方は、合弁花と離弁花、被子植物と裸子植物、地理にも応用できます。

さて、この次はフレミングの左手の法則…。


2015年5月24日日曜日

アドラー心理学講座

MBA(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ)のセミナーを受けてきました。
中土井先生のセミナーは年数回受けています。
「歯に衣着せぬ」というより、「傍若無人」「言いたい放題」。
でも全て確かなデータに基づいた正論で、何一つ間違っていない。
毎回勉強になっています。
今回のテーマは「アドラー心理学」。
「今はやっている」からではなく、はやる前からアドラー心理学については今までのセミナーで何度となく触れていました。
今日の締めの言葉「価値は差からしか見出せない」は、全てのジビネスに通じるものでした。

何でこのセミナーは毎回お弁当が出るんだろう?
その答えが今日わかりました。
お昼休み、受講者である塾経営者に外に食べに行かせず、
教材メーカーのプレゼンタイムに使っているんですね。
やはり仕組み作りが上手いなぁ。

2015年5月20日水曜日

すぐに使える、簡単英会話フレーズ

中学で学ぶ内容で(多分)できる簡単な英会話のフレーズを紹介します。
単語そのものは中学で習うけど、フレーズとしては今の所定期テストや
入試には出たことはない、だけど実際にはよく使われているフレーズを
楽しい文例で紹介します。

第一回は
It's a piece of cake.

意味は
「簡単だよ。」「朝飯前だよ。」

------------ 例文 ------------

男性T:Have you finished already? It's very fast!
    もう終わったの? 早くね?

男性M:It's a piece of cake. Why do you ask?
     こんなの簡単さ。何で聞くの?
    Maybe, haven't you finished yet?
     もしかして、まだ終わってないの?
    It's so easy, why you aren't over yet?
    こんなに簡単なのに、何でまだ終わらないの?

男性T:・・・You are an unpleasant guy unexpectedly.
     おまえ、意外と嫌なやつだな…。

---------------------------------

<It's a piece of cake.>は男性がよく使う言葉です。
女性はあまり使わない言葉・・・だったのですが、
最近は女性もよく使うようです。
場所や年代によっては
<That's a piece of pie.>
とも言いいます。
さっそく使ってみよう!

「ケーキをひとつ食べるくらい簡単だよ!」ってこと

2015年5月14日木曜日

Excelを使って、残りの日数計算


 Excelの関数を使って、残りの日数を計算してみましょう。
何の日?
来年2016年の神奈川県公立高校の入試日までの日数です。
「あと何日」ではなく、「あと何か月何日」で表示します。

まずはExcelを新規作成して、下図のように入力します。



「今日」の日付は「=TODAY()」と入力すると、今日の日付が自動的に表示されます。
つまり、明日このファイルを開くと「2015/5/15」になっています。

 
セルE1に「=DATEDIF(D2,D3,"M")」と入力します。
 
「D3→入試日からD2→今日までの”M”→月数を計算する」という意味です。
 
 

 
セルF1に「=DATEDIF(D2,D3,"MD")」と入力します。
 
「D3→入試日からD2→今日までの”MD”→月数を除いた日数を計算する」という意味です。
 
 
 
セルE1の「セルの書式」を「ユーザー定義」→「種類」の欄に「G/標準か月」を加えます。
こうすると「数値」の後に「か月」が加わり、「9か月」と表示されるようになります。
 
 
同じくセルF1の「書式設定」「ユーザー定義」→「種類」の欄に「G/標準」を加えます。


入試までの残りの月数と日数が表示させるようになりました。

ワードアートを加え、幅や文字のサイズを調整


完成!
 
名前を付けてファイルを保存しましょう。
明日このファイルを開くと、残りの日数は
「9か月 1日」 になっています。

2015年5月6日水曜日

GWは英語漬け

1日6時間×4日、英語漬けの毎日でした。
いやぁ、勉強になりました。
初日でいきなり中1の一番初めに学ぶ挨拶が、
今のネイティブの人たちとは違うということを
思い知らされました。

「NHKの基礎英語でこう言ってましたが…」
「そんな会話聞いたことがない。」

んんん、ショックの連続。

来年の受験までは「解答テクニック」と実際の会話は、別の機会に教えた方がいいですね。